先月号では、小樽における明治・大正時代の中学校や女学校の写真を紹介したが、今月は、同じく明治時代に設立した小樽高等商業学校（現在の小樽商科大学）について懐古したい。　この学校は、1911年（明治44年）5月5日、第1回 […]

↑現在の500番棟　　　　　　　↑昭和3年頃の小樽高等商業学校全景 　　　　　　　　　　　　　　煙突の右手に見えるのが商品実験室、 　　　　　　　　　　　　　　後の500番棟である。 おたる　歴史への誘い 月刊ラブ　おた […]

（現　小樽商科大学）緑三丁目　その学校は、落葉松に蔽われた山の中腹を切り崩して、かなり広い敷地を取って建てられてあった、校舎は薄い緑色に塗った木造の二階建てで、遠く海に面していた。　建物の裏手に三つの棟が山の方に伸びてい […]

明治年間に建てられた本館～牧歌的な校舎　創立費の20万円は献金～　緑町の奥、天狗山を背にし日本海を見下ろしながら雄大な自然のなかに“学問の府”としてひときわ色あざやかなたたずまいをみせている。　この小樽商大が創立されたの […]

  　ヨーロッパからの移民たちによって、北アメリカの豊富な木材をつかって本来石材でつくられる部分まで、木、しっくい壁でこれをまねた、いわゆるコロニアル様式が生まれる。 　北海道の洋風建築は、ヨーロッパ、ロシヤ、北アメリカ […]

　ロースは一八五〇年、ニューヨーク州エルマイラ市に生まれた。エルマイラ大学卒業後、絵の教師を経て宣教師となり、一八八五年、米国北長老派教会婦人宣教師として来日。日本の女子教育に深い関心を示し、八年間の女学校教師生活の後、 […]

　明治時代の小樽区には、現在の双葉女子学園の前身校であった実践女学校や、緑ヶ丘高女の前身校の裁縫女学校はじめ英和学校など人口の割には多くの私塾や私立各種学校があった。くわしくは北海道教育史や小樽区勢一班、小樽市史、小樽市 […]

 おたる歴史への誘い 月刊ラブおたる 平成2年4月号～4年12月号 　「あゝ潮陵に暁鐘は鳴る」で始まる北海道庁立小樽中学校（現潮陵高校）の校歌は、伊藤整の自伝的小説「若い詩人の肖像」のそれに触れたくだりがあるように、岡田 […]

 A　明治期における庁立小樽高等女学校　写真Aは、庁立小樽高等女学校で明治期撮影のものである。　1906年（明治39年）第1回入学生は1学年、2学年共50人で、校舎の竣工まで花園小学校の校舎の一部を使用してスタートした。 […]

↑平成3年の西陵中学校　　　↑大正10年頃の小樽区高等女学校   おたる　歴史への誘い 月刊ラブ　おたる　平成２年４月号～４年１２月号連載より 　小樽区高等女学校は大正9年二認可を得、大正10年に授業を開始。昭 […]