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  • 繊維のまち南小樽 

    日付:2017年01月02日 カテゴリー:人

      境内から国道を経て花園町まで、飴細工やカルメ焼き、反物、蝦蟇(がま)の油売りにお化け屋敷やサーカス、見世物小屋などが並んでいた…。 潮祭りがまだ無かった少女時代、私は妹たちとお化粧をし晴れ着に身を包み、それは賑やかだ […]

  • 小樽運河②「赤い運河」

    日付:2016年10月05日 カテゴリー:人

    えと文 藤森茂男 この絵は「小樽運河を守る会」をはじめたころ(一九七三年)のスケッチをもとにしている。 当時の運河には、まだ多くの艀(はしけ)や引き船が出入りしてた。・・・最盛時、石造倉庫百七十棟、艀六百隻、港湾労働者三 […]

  • 小樽運河⑤「中央橋とポプラ」

    日付:2016年10月04日 カテゴリー:人

    えと文 藤森 茂男 中央橋のそばにポプラの木があった。自然に生えたものであろうが、運河に育つただ一本の大樹である。汗くさい小樽運河の貴重なアクセントであったと思う。今度の埋め立て工事で切られてしまった。 北浜橋をのぞいて […]

  • 小樽運河③「石造倉庫とはしけ群」

    日付:2016年10月03日 カテゴリー:人

    えと文 藤森 茂男 石造倉庫のいらかの連なる運河山側の岸壁は、小樽が港づくりに最初にとりくんだ埋め立て工事である(色内岸壁一八七二年)。これを機に旧称手宮港が小樽港となった。 一八八二年。日本で三番目の鉄道が手宮ー幌内間 […]

  • 小樽運河④繋船(けいせん)

    日付:2016年10月02日 カテゴリー:人

    えと文 藤森 茂男 小樽運河には、さまざまな種類の船が出入りしていた。 艀(はしけ)は木製と鋼鉄製があり、時代によってスタイルも少しずつ変化があった。船首に煙突のつき出し小部屋があり、シケの夜などは艀船頭や艀人夫が泊まり […]

  • 『歌が語る小樽 その1』 21

    日付:2016年09月29日 カテゴリー:人

     小樽を主題にした歌で、新しいものでは都はるみの「小樽運河」があるが、小金沢昇司の「小樽」、西山ひと美・彩木雅夫の「ふたりの小樽」、嘉納ひろしの「夢の町小樽」、その前には三條正人の「小樽のめぐり逢い」など、いわゆるご当地 […]

  • 私の手が語る~序にかえて

    日付:2016年06月18日 カテゴリー:人

     手のひらの大きさや指の形をくらべて、右と左がこんなにちがう手も珍しいだろう。満足な機械もなかった頃から、自動車の修理にはじまり、いろんなものをつくってはこわし、こわしてはつくってきた私の手である。 右手は仕事をする手で […]

  • なぜ、越後?

    日付:2015年12月30日 カテゴリー:人

    オタモイ・海陽亭・住吉神社…の話の時、登場する越後屋のおとうさん   『私の父と近い年代、おとうさんと呼ばせてください。』   「私の先代の出身は石川県です。」と最初の出会いの時、話してくれました。 […]

  • ジョセフ・U・クロフォードと幌内鉄道

    日付:2015年11月28日 カテゴリー:人

       ジョセフ・U・クロフォードは、1842年アメリカペンシルヴァニア州で生まれた。  1878年(明治11年)、土木技師として信望を集めていた彼は、その辣腕を買われ、北海道の鉄道開発事業に携わるべく来日。鉄道敷設の技師 […]

  • 女優・園井恵子と小樽 51

    日付:2015年09月21日 カテゴリー:人

     昭和初期、宝塚歌劇の小夜福子が人気絶頂のころ、同じく宝塚に「ハカマ」の愛称で知られていた袴田真代というスターがいた。彼女は、昭和14年に宝塚映画の「山と少女」に出演している。 この人が一躍注目を浴びた一本の映画がある。 […]