カテゴリー:港・運河

  • 仲仕の話~担ぎ方

    日付:2015年02月26日 カテゴリー:港・運河

    三 担ぎ方  一人前の仲仕は米二俵を担ぐものとされています。当世流にその重さをいいますと約一一五キロになります。  このように重いものを担ぐ人は現代ではそう居ません。然し、昔の仲仕達はそれを長時間担いだのですから大した力 […]

  • 仲仕の話~荷カギ

    日付:2015年02月25日 カテゴリー:港・運河

    二 荷カギ  仲仕の手は節くれだっていて、普通の人よりもかなり大きいのが特色です。いつも手を使っていたので大きくなったものと思われます。その大きな手に「荷カギ」を握ります。  長年、港湾労働に携わっていたひとの話では、「 […]

  • 仲仕の話 

    日付:2015年02月24日 カテゴリー:港・運河

      一 仲仕とは  仲仕~なかせ~は、かつての小樽を代表する労働者でした。  仲仕とは、ハシケから倉庫へ荷物を運ぶ人のことで、そろいの袢纏に肩かけ、荷かぎを以て颯爽と働いていたものです。  ポンポン蒸気に引かれたハシケが […]

  • 港~過密から“過疎”の船影

    日付:2014年11月08日 カテゴリー:北海道中央バス

         二枚の写真をご覧いただきたい。古い写真は小樽の絶頂期。大正十二年ごろに撮影された。一方はほぼ半世紀後の現在の小樽港。  繁栄時代は、船影が港をぎっしり埋め尽くし、岸壁はビル新築の真っ最中。港に生きた男 […]

  • 博士の気持ち

    日付:2014年11月07日 カテゴリー:人

    、、、これ以後、毎年一回から数回にわたって激しい波のしゅうげきをうけることになるのです。  ことに三十二年十二月の激しい波は、くだけた波が堤の上、15メートルにたっし、積畳機のほかは何も堤には残らなかったほどの […]

  • 港と小樽  盛衰  技術者たち

    日付:2014年11月05日 カテゴリー:廣井山脈

     技術の粋 集めた防波堤  今も続く長期耐久試験 小樽港南防波堤の基部にあたる小樽開建小樽港湾建設事務所。少し緊張した表情の職員たちが六月八日、恒例のコンクリート耐久性試験を行った。緊張の理由は、今年の試験がこ […]

  • 設計

    日付:2014年11月03日 カテゴリー:港・運河

    ここで博士の設計の内容について、かんたんに紹介しましょう。 「防波堤の位置は将来の小樽港の発達を考えて決め、港湾の左右を起点として、海面を囲み、港内の平静を保てる限度内で、船の出入りのために北提と南提の間を約270メート […]

  • 土木は面白い Ⅴol1   完結 

    日付:2014年11月02日 カテゴリー:港・運河

    小樽港北防波堤と広井勇博士 広井勇博士という人を知っていますか? 時代背景 広井勇博士と小樽 …これは日本初のコンクリート製長大防波堤であり、100年の荒波に耐えて今も当時のまま使われています。 …。   百年 […]

  • 土木は面白い Ⅴol1 続き 

    日付:2014年11月01日 カテゴリー:港・運河

    小樽港北防波堤と広井勇博士広井勇博士という人を知っていますか?そして北海道の小樽市という街を知っていますか? 時代背景…その頃の小樽は「北のウォール街」とよばれて世界中の経済に影響を与えるほどの勢いを持っていま […]

  • 土木は面白い Ⅴol.1 から 

    日付:2014年10月31日 カテゴリー:港・運河

    小樽港北防波堤と広井勇博士 広井勇博士という人を知っていますか?そして北海道の小樽という街を知っていますか? その小樽の山の上の展望台から港を見ると、小樽の港を抱きかかえるように北側の手宮と南側の平磯 […]