カテゴリー:港・運河

  • 港・今昔物語【9】

    日付:2016年08月21日 カテゴリー:港・運河

    憲政、政友で対立 戦後北海道から誕生した大臣は平塚常次郎、南条徳男、篠田弘作、松浦周太郎などだ。松浦は今年の米価審議に当たってベトコン部隊と呼ばれる生産者価格アップ推進母体のリーダーでもあった。彼を除くと他の三人はみな港 […]

  • 港・今昔物語【7】

    日付:2016年08月19日 カテゴリー:港・運河

    黒ダイヤの山々接岸船は小型ばかり 過日、小樽では明治初期に小樽を基点として活躍した機関車〝義経〟と〝静〟の再開式がおこなわれた。神戸からはるばる運ばれてきた〝義経〟号は実に五十七年ぶりに本道のレールを走ったわけ。潮祭り行 […]

  • 港・今昔物語【6】

    日付:2016年08月18日 カテゴリー:港・運河

    海で儲けた豪商 港あっての小樽とよくいわれる。港湾に生き海で稼いで巨万の富を得た数々の豪商の名は今なお小樽郷土史の頁を少なからず埋めている。 睡眠時間四時間‶暁天ニ星ヲ戴ク〟働きもの板谷宮吉は後に海運王の名をほしいままに […]

  • 港・今昔物語【5】

    日付:2016年08月17日 カテゴリー:港・運河

    銀行続々と進出いまの港内は船影も少ない 第一銀行小樽支店が抜きうちに「閉鎖」を宣言して地元関係者を憤慨させたのはついこの間のこと。利用者グループの「明星会」代表(木村商工会議所会頭)らが東京本社までいっての交渉も無駄だっ […]

  • 港・今昔物語【3】

    日付:2016年08月14日 カテゴリー:港・運河

    変貌する倉庫群 バイパスロードに結びつく臨港道道戦の開設が確定して開運、有幌、港町の一部は大きく立退き箇所の図線が引かれてしまった。このうちの有幌町こそは小樽倉庫群発祥の地域なのだ。時移り月が変わって百年の星霜がすぎれば […]

  • 運河と製罐工場

    日付:2016年08月09日 カテゴリー:港・運河

     昭和初期に発行された「美観の小樽」のタイトルがつけられた一枚である。「小樽港内、運河の一角より手宮公園および手宮学校を遠望」と説明がある。 この当時、運河は市民の誇れる美しい水辺だったことを、この一枚の絵はがきは物語っ […]

  • 船舶写真に見る小樽港の歴史~昭和戦前期を中心に~

    日付:2016年08月08日 カテゴリー:港・運河

    開催にあたり 港とともに発展してきた小樽には、さまざまな船舶の寄港史が刻まれております。それは明治以降小樽港が北海道開拓の玄関口として活用されるころから昭和20年代にわたり、日本船舶史上にその名をとどめている名船も少なく […]

  • 港・今昔物語【2】

    日付:2016年07月30日 カテゴリー:港・運河

    かくて防波堤築設 いま小樽港では秋の完成をめざして第三埠頭延長部にインチ材、雑貨用上屋二棟の建築を急いでいる。去年、潮まつりの会場になった埋立箇所だ。続いて水深十二米の第四埠頭も堺町岸壁基部から始まっている。完成すれば道 […]

  • 小樽運河~前途多難な歴史遺産

    日付:2015年10月22日 カテゴリー:廣井山脈

     保存か、一部埋め立てか……。その議論は別として、小樽運河が、小樽を代表する、歴史的建築物であるのは確かだろう。 延長千三百二十四㍍。幅約四十㍍。大正三年に起工し、ざっと十年の歳月を経て同十二年九月に完成した。 運河は別 […]

  • 防波堤~汗と涙の“築港ドラマ”

    日付:2015年10月11日 カテゴリー:廣井山脈

    和服姿の母子がたたずむ昭和十年ごろの旧税関前の港桟橋と右側対岸の工場群に新しさが見られるが、それほど変わっていない  船を待つのか別れを惜しむのか、波静かな船着き場に母子の姿-。 風情あるたたずまいは、昭和十年 […]