カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

  • 小樽ではめずらしい被災のツメ跡 80

    日付:2019年11月20日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

    A 廃墟さながらの妙見市場 平成7年は、年の始めから阪神大震災による空前の被害があり、また、夏季には九州をはじめ各地で集中豪雨による洪水被害があった。この点小樽は地震や洪水による被害は、めずらしいほど少なく恵まれた土地と […]

  • 小樽有情(昭和12年のホステスさん) 46

    日付:2019年11月13日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     以前に本誌で、大正時代におけるカフェやバー(現在のスナック、パブ、キャバレー、クラブ)を紹介したことがあるが、今月は今から56年前の昭和12年に焦点を合わせて、小樽有情を回想してみたい。   ▷   ◁ メルボン、モン […]

  • 敗戦一年前の小樽 64

    日付:2019年10月11日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     昭和20年8月15日、太平洋戦争はわが国の敗戦によって終結した。当時は大東亜戦争と呼ばれていたが、物不足も深刻で買いものには行列が続いた。なんでも並んでいると何かが手に入ると、その列に加わっていたらお葬式だったという笑 […]

  • 日中戦争勃発と小樽 72

    日付:2019年10月10日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     1937年(昭和12ねん)勃発した日中戦争について、以前このHISTORY・PLAZA二点おたるの空襲に備えた防護団組織(8分団)のことや、防空演習の心に映った少女の作文を紹介した。 今年は戦後50年(太平洋戦争)とい […]

  • スキーと正ちゃん帽 70

    日付:2019年09月21日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     いまはあまり見かけなくなったものの一つに正ちゃん帽がある(次頁Dに描かれている帽子)。この帽子は毛糸製で、帽子の先に毛糸の玉をかざったもの。大正末期から昭和20年代まで多くの人がかぶったものである。 正ちゃんは、大正1 […]

  • 昭和3年の小樽 77

    日付:2019年09月19日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     1928年(昭和3年)5月、ドイツのベルリン号が入港した。艦長はコルベ大佐であった。わが国の海軍救助班は神威丸に乗ってベルリン号を歓迎訪艦した。 そのあと、ベルリン号の乗員約100人が上陸し親善を果したが、当時の木田川 […]

  • 小樽ロケの二作品から 75

    日付:2019年08月31日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     小樽を舞台とした映画は、昭和11年(1936年)に本市出身の脚本家八田尚之の原作を豊田四郎が演出した「港は浮気風」である。この映画は手宮貯炭場を中心としてロケした作品である。 以後、戦前、戦後を通して小樽ロケによる多く […]

  • 時代にみる広告と小樽 59

    日付:2019年08月22日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     大正時代、扇風機を自動電気扇、ミシンは裁縫機械という名で売られていた。 大正中期の商品記録を見ると 「最近では、口つきの革製婦人用の手提げが流行している」という記述があるが、ハンドバックという商品名の記載は無い。(昭和 […]

  • 戦後・小樽でつくられていたパッチ 53

    日付:2019年07月10日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     いまの子供たちはファミコンで育ち、集めるミニカーや人形などをみるとその精巧さにおどろきを感じる。 明治・大正・昭和(戦中・戦後)の子供のあそび道具は、素朴な手づくりのものが多かった。集めたものは石ケリ(平らな円形ガラス […]

  • 与謝野晶子・鉄幹と小樽(その2) 50

    日付:2019年06月22日 カテゴリー:見直せわが郷土史シリーズ

     前月号では、与謝野晶子とその夫、鉄幹の作品歴について述べたが、 今月はこの2人が小樽を訪れて開催した文芸講演会についてお知らせする。 夫妻が揃って来道したのは昭和6年であった。鉄幹は久しぶりの来道であったが、晶子にとっ […]