カテゴリー:北海道中央バス

  • 常に一家言もつ 松山嘉太郎

    日付:2024年06月29日 カテゴリー:乾児 絆

    小樽を愛し小樽に尽くす 人も知る本道業界きっての事業の鬼である。昭和十一年五月発行の人物覚書帳=茶碗谷徳治著には『実に典型的の商人であって、その商売ぶりは商人の通癖たる下司根性がみじんもなく、自ら持すること高く常に一家言 […]

  • ピカ一の敏腕 蓼原吉蔵

    日付:2024年06月28日 カテゴリー:乾児 絆

    海産、中央バスの基礎築く 『細心な性格とは対照的に仕事は豪放なところがあった…』松川嘉太郎中央バス社長が述懐する蓼原吉蔵は四国の生まれ。北海道拓殖銀行小樽支店の貸付課長をしていたが、」代議士寺田省帰の世話を受けて商品倉庫 […]

  • 三馬、製缶、歌碑の時代~㉘

    日付:2024年02月13日 カテゴリー:北海道中央バス

    運河モンチャク 文学碑というのが、やたらハヤっている。いまに国中歌碑でいっぱいになるのではないか。 一番多いのは啄木で、行かなかったところにも建っている。小樽の手宮公園にも新しいのがある。小林多喜二のは旭展望台にあるし、 […]

  • 北海道中央バス(旧道銀本店)

    日付:2023年07月01日 カテゴリー:加藤忠五郎

    壁面のデコボコ模様が見事な北海道中央バス本社(旧道銀本店) 色内一丁目の緑山手通り、日銀小樽支店のななめ向かいにある。北海道銀行本店は、小樽銀行と北海道銀行が合併したもので、建物は明治四十五年七月の完成。設計は長野宇平治 […]

  • 実態調査(1992年)から その23~色内通りを飾る店舗と事務所建築(2023.01.04更新~やっと解決しました)

    日付:2023年01月05日 カテゴリー:北海道中央バス

     2.街並みと石造建築 ②色内通りを飾る店舗と事務所建築 埋立地を中心とした大規模営業倉庫に次いで、小樽の町並みに彩りを加えていったのが、運河と並行してはしる色内通りで、店舗や事務所建築が明治中期から昭和初期にかけて建て […]

  • 中央バス開祖 杉江仙次郎

    日付:2021年12月20日 カテゴリー:乾児 絆

     間もなく新しい年が訪れようしている昭和二十八年十二月気息えんえんの仙次郎は年来の友人、松川嘉太郎を己の病室に招いた。昏睡状態からいっとき醒めた仙次郎は自分に万一のときは中央バスのことを…と喘ぎながら言葉にした。友の顔を […]

  • 第13回 モンロー主義

    日付:2021年12月19日 カテゴリー:う~ん

     ◆事業統制の証明書 昭和19年1月8日付け證明願なるものが、59年10月刊行の『中央バス40年史』に載っている。願出人は小樽市の杉江仙次郎、「御庁ノ指導ニ依リ事業統制ノ必要上設立セルモノナルコト」を証明相成りたくが願意 […]

  • 今日、3:05ころ

    日付:2018年08月21日 カテゴリー:北海道中央バス

    もう濡れるのは嫌なので、バスに乗りました。平磯岬にさしかかったところで、後ろから来た赤い軽自動車が、カーブにも関わらず追い越しをかけました。前方から対向車が…。 どう見ても追い越しが出来そうにありません。『危な […]

  • 踏み切り

    日付:2016年11月19日 カテゴリー:北海道中央バス

    東急の〝連携〟を拒否松川 中央バスの躍進実現 踏み切りのマチ。小樽市内にそれが百十五もあったという。 本道最古の手宮線開通につぐ函館鉄道の全通は明治三十七年十月十五日だが、鉄道高架化のユメはこのころから描かれていた。それ […]

  • ヘビー級

    日付:2016年11月18日 カテゴリー:北海道中央バス

    道経済界のリングに松川 魅力ある硬骨の明治人 すいと出てきた政界二枚目の箕輪登だが、一度出馬を故椎熊三郎のために断念している。 あきらめさせたのは松川嘉太郎と椎熊の大番頭辻喜四郎だといわれているが、箕輪はこのとき「次回は […]