驚きの事実
2023年05月26日
明治30年(1897年)に着工した日本初のコンクリート製外洋防波堤。
どのようにして作ったのでしょう。
この防波堤を見るたびに、どれだけの人の手がかけられたんだろうと思っていました。
確かにそうでした。
築港工事に携わった人々(明治31年・1898)
「江戸時代から明治になってまだ30年、人海戦術で作り上げたんだろうな。」と。
しかし、驚きの事実が、、、、。
防波堤上を軌道で移動し混凝土塊(コンクリートブロック)を設置する英国製積畳機
『当時の最新鋭の機械も使って北防波堤は作られていたのです。』
立ち並ぶ混凝土塊
防波堤工事に先立ち厩町に混凝土塊(コンクリートブロック)製作所など工場用地の埋築と船入澗が築造されました。
工事中の北防波堤と小樽港(明治36年・1903)
~写真集 小樽築港100年の歩み~
~広井勇伝 鈴木章実代 編より~
アメリカへわたってからは、治水工事、橋や鉄道の設計、製図、製作の仕事をして、その技能をみがき、博士の研究書はアメリカの教科書として使われたほど、すぐれたものでした。下宿が同じだった同僚は、
「夜ふけて帰ってみると、広井君の部屋がいつも明るいので、戸をたたいて入ると一生懸命勉強している。日本の青年はこうも勉強するのかと、感心してしまった。」と語っている。
、、、。
推測、
『漁船の通り道は最後にブロックを取り除いたのでは‼』。
~2014.11.6
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