秋刀魚の心 と

2014年09月03日

流通そして冷凍技術が発達し年中おいしい魚が食べられるようになりました。秋刀魚の刺身、すしとか生で食べることも珍しくなくなって来たようです。で、食ってみるとこれがなかなか。でも、たくさんは・・・。

やはり秋刀魚は、塩焼きに限ります。それも、炭火で。脂ののったこの時期の太めの秋刀魚を。

1、CIMG5537選び(口先や尾の付け根が黄色いものは、脂がのっている証拠)

2、CIMG5538鱗を引き

3、CIMG5539塩水で洗い

4、CIMG5541水分をよく拭き取り、

5、

CIMG5546CIMG5547さっと塩を振り

6、CIMG5550備長炭の火力で

CIMG5551熱燗も準備して

CIMG5553片面が焼けたら、ひっくり返して

CIMG5554秋刀魚はこうでなくっちゃ~

 

 

 

「あ~だめ。これ以上、秋刀魚に関わっていたら、他の料理ができない。」

『7、~はご想像ください。』 といいながら・・・。

 

 

7、「おまちどうようさま」

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8、焼きたての秋刀魚にレモンをかけ

9、大根おろしに醤油をかけ

10、おろしを箸で秋刀魚に乗せ、まずは背中のところを

11、 ビールを飲みながら片面背中を食べ終える頃

12、 お銚子が出来る

13、そこでいよいよ 腹をやぶりハラワタを出す

14、ちょびっとワタを口にふくんだら

15、すぐさま酒を飲む

16、ワタをなめなめお銚子が半分ほどあいたら

17、残る半身にとりかかる

(ひっくりかえさずに)

18、ふたたびここでレモンをかけ

19、中骨ごしに身をほぐ

20、皮や腹の脂を身にのせて

21、そして最後にワタをからめて

22、たべる! 食べる! タベル‼

23、皮や小骨 ワタ 背ビレなど たんねんにひろい

24、ビールや酒も一滴残らずたいらげると

 

 

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(参照~酒のほそ道  「酒と肴の歳時記」 壱  ラズウェル細木  日本文芸社より)

 

追伸

新そば

摩周産 石臼挽き粉 二八そば

9月9日(火曜日)より提供いたします。

 

「お待ちしています。」