赤岩温泉へ~その1
2016年08月27日
『昨日の記事に…透き通った海が魅力の赤岩海岸へも下りられる…とありましたが、今は下りることが出来ません。(通行止めになっているのです。)もう一度、赤岩海岸へ行ってみたいと思っていましたが、そのチャンスが・・・。
まぼろしの赤岩温泉
明治17年浅田某他1名、祝津村山中にて冷鉱泉を発見、これを汲んで手宮裏町他、入船町に浴場を設けたと記録にある。
明治の末頃、赤岩山中海岸近くに、鉄鉱泉で赤色をなす冷泉が噴出、森なる人物が海上から木材を運び、ここに木造二階建ての豪華な造りの宿を建て赤岩温泉と称した。
明治40年ごろ、豪商の一人が手宮「能島通」より悪路赤岩山の頂上まで人力車を使い、芸者衆共々これより海岸まで下り赤岩温泉に通ったといわれている。
総合博物館所蔵の「稲垣日誌」によると、明治37年の日記に「昨年はじめて建設した」との記述から明治36年に開業されたようだ。そして、場所が赤岩の山中海岸近くのため、赤岩温泉ではなく山中温泉として登場しています。
湯量毎時3トン、約30~35°C、皮膚病、神経痛、腰痛等に効果があるといわれていた。現在でも10°C~15°Cの温度がある。文豪杉浦重剛はこの一帯を「北の耶馬渓」と絶賛している。(鉄鉱原泉噴出口)
~文章と写真は、本日の資料より
オタモイ交番前のこの道を進むと
去年の秋、やって来た出羽三山神社
まっすぐ進むと山中海岸
右へ進むと赤岩、祝津へ
『今日は、もちろん、まっすぐ。』
そば会席 小笠原
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