2015年11月12日

　自動車の乗降場に面して、建つ椅子席本位の大衆向き食堂、天井板に描いてある二百余種の魚介類の秘画は、研究者の好資料。

　百三十人様収容。

　この様な文で当時のパンフレットに紹介されています。大衆食堂で、オタモイを訪れた人々は、ここで、食事をしたり飲み物を飲んだり、談笑したり、また、海上の上に建っているところへ椅子を出して、絶景である景色を眺望したことと想像されます。現在もそうですが晴天の日の夕方、沈む夕日を眺めるのは、時の忘れる思いがします。

～オタモイ・幸地区を中心とした郷土史より