待ちました

2015年04月01日

CIMG9625開館は9時30分 今日4月1日8:50分出発

~広報おたる4月号

 

小樽市博物館

所在地  手宮町三の十五

所有者  小樽市

建築年次 明治三十九年

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 この建物は東京以北では、随一をほこる建造物であるといわれております。工事は明治三十八年に起工し、三十九年十月一日に完成し、総工費は五万九千百四十一円二十二銭でした。当時日本郵船株式会社が小樽支店として建築したものです。設計は、工部大学校第一期卒業生佐立七次郎工学博士と英人技師によるものです。

 佐立七次郎は工部大学造家学科第一期卒、官界に入らなかったのであまり、はなばなしい建物は残していません。作品として残っている者は三つか四つであります。そんな点からもこの博物館は珍しいものです。なお同期に辰野金吾がいます。

 博物館は英国式建築様式を取り入れ、豪壮な感じをみる人に与えます。また、内部の美しい彫刻は今もなお失われていません。刻財は道産楢材、外装の軟石は天狗山の砂眼石大広間のシャンデリア・金具(ドアの取っ手)と壁紙は英国製のものを使用しています。この建物は、日露戦争の講和条約によって南樺太が日本領土となったとき、その国境劃定会議が小樽で開かれることになりその会場に指定されました。明治三十九年十一月十三日、階上大広間(現在の歴史室)で日露両国代表による会議が開かれ、終了後、貴賓室(現在の水産室)で乾杯が行われたという、由緒ある建物です。

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註 昭和二十九年、日本郵船小樽支店の新築移転により市ではこの建物を六〇五万円でゆずり受け博物館として使用しています。

~小樽の石造建築  堀 耕 より

 

 小樽で是非見てほしいたてもの。

それは、日本郵船(株)小樽支店の内部。

 しかも、案内人の方の説明を聞きながら。

 「国の重要文化財ですが写真撮影はよろしいですよ。」

 『カメラがない。』(がっかり)

  約1時間の案内しっかり聞いてきました。

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明治36年の日本郵船の航路

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そうか、北海道にやって来た開拓移住民の人達は、

汽車そして船で全道各地に向かったのか。

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CIMG6653写真集 小樽築港100年のあゆみより