海を歩く漁師
2015年02月02日
『以前から、気になっていた袋澗。』
わしの先祖はね、北前船を持ってましてね。明治15年からこの神恵内さやってきて、漁獲・加工・運搬・販売を一手にやっていたんだね。ここのニシン漁の特徴は、今も残っている袋澗を使っていたってことですな。こいつあニシンを袋網に詰めてためて置く囲いですわ。鮮度保持、人員規模、網の形態なんど、いろんな理由からつくられたんですな。またつくる土木技術もあったということですな。これが神恵内に多いんです。今では波に崩されたり風化したりして心配です。こいつを青年部に養殖で使えないかと提案したんですが、なかなかうまくいきませんでした。なんとか活用したいですな。
あんたぁ海の上を歩くなんて信じられないべ。歩けるんだ。袋澗に袋網にビッシリと鰊が詰まっていて、そこを漁師が海水に浮いてくる袋を沈めるために渡って調整すんのよ。こんな風景どこにも見られないよ。イナバの白ウサギみてーね神話がここにもあんよ。
~澤口 成吉氏(魚獲人)神恵内竜神鰊場沖揚音頭保存会会長 神恵内村村議会議員
大荒れの海
『その方法があったか‼』
今世紀、最大の思いつきがひらめきました。
そば会席 小笠原
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