実態調査(1992年)から その5~鉄筋コンクリート造

2014年09月29日

構造

・・・、稲穂の(株)山二わたなべ(昭和5年~6年)などがある。

 

RC造(鉄筋コンクリート造)も木骨石造の衰退と関連し、色内の三箇(株)(旧函館製網船具(株)小樽支店、大正7年)が最も早い。その後、相次いで主要な銀行建築で採用し、北海道中央バス(株)第2ビル(旧三菱銀行小樽支店、大正11年)小樽ホテル(旧北海道拓殖銀行小樽支店、大正12年)や戸出物産(旧中越銀行小樽支店、大正13年)などがある。

 

DVC00028.JPG旧函館製網船具(株)小樽支店(大正7年)

DVC00027.JPGDVC00029.JPG

 

DVC00040.JPG

DVC00041.JPG(大正11年)~鉄筋コンクリート造4階建地下1階

当時、エレベーターのついた建物は珍しかった。

 

DVC00038.JPG

DVC00039.JPG(大正12年)~鉄筋コンクリート造4階建地下1階

銀行内のホールは2階まで吹き抜けており、カウンターに沿って円柱が立つ。

 

DVC00051.JPG

DVC00053.JPG

DVC00052.JPGDVC00054.JPG(大正13年)~鉄筋コンクリート造2階建

かつて船入澗のあったいりふね七差路の角地に建っている。富山市に本店のある中越銀行の北海道の第1号支店であった。タイルと雷文模様は外観のアクセントである(小樽の建築探訪より)

 

 

 

摩周産 新そば 限定10枚

9月30日(火) 11:00~15:00

予約なしでどうぞ。