2017年01月27日

図書館で見つけました

次のように書かれていました

「おたる」の天気

1．　私は小学校の五年生の時から小樽の天気を記録しておりますが、残念ながら古い資料は手許にありません。此の記録は戦争が終って復員してからのものです。

2．　此の天気図は気象学的には正しいものではありません。〇（快晴）と〇丨（晴れ）・〇Ⅱ（薄曇）と◎（曇）との区別などは雲量、日光の照射度など参考としなければなりませんが、私は簡単に晴れたか降つたかということを記録しただけですから間違いのないようにして下さい。ですから本当は◎（曇）と記入するところを雲が一面にあるが薄くて明るいときには〇Ⅱ（薄曇）と記入してあります。又手宮地区で●（雨）が降り同じ時刻に奥沢地区では〇米（雪）になつていることもあるでしょう。

3．　此の記録と一緒に温度・湿度などを測つたら遥かに立派なものになります。

4．　運動会、行楽等の催し物の日取りを決める時のごく軽い意味での参考となれば幸いですが、此の記録の通りの天気となるとは限りませんので、ご注意ください。然し大体の傾向はつかめると思います。又余白に記録なさることを是非お勧めしますし10日位記入しましたら似た傾向の記録を遡つて調べてみる事も面白いものです。

もう一つ大切なことは当日又は前日の風向きを読むこと。風向きの変化の周期を読むことです。今雨が降つていても此の風が吹いたら晴れるというその土地独特の風があるものです。

5．　使用の符号は下記の通りです

　　〇…快晴　〇丨…晴れ　〇Ⅱ…薄曇　◎…曇　●…雨　〇米…雪

6．　観測時刻は午前9時、午後3時の2回です。

　　　小樽市堺町3番17号　　川　島　道　雄

　　　　　　　　勤務先　小樽市稲穂貯2丁目8番14号

　　　　　　　　　　　　株式会社　中島電気商会

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よ～く見てください

『昭和20年9月～46年12月まで27nennkann毎日』

『すごい継続力です。もっと海へ行こうかな？』