流芳後世 おたる 海陽亭 (十)
2016年01月16日
『中広間の棟』その2
棟札は京都出身の宮松竹次郎の信仰する最上稲荷のものであるが、何故施工者の名前が記されていないのか理由はわからない。
このため、中広間の工事に携わった大工棟梁や職人については全く手掛かりがない。
海陽亭については、大広間を始めとして中広間や家人が使用している和室の棟についてもどういう人々が工事に携わったか解明できない。
何故ならば小樽市内に現存する古建築で、著名な棟梁が手掛けた建物と作風、技術など比較考証できるものが海陽亭には残っていないのである。
江戸時代から明治末期にかけて、西行(さいぎょう)と呼ばれる職人の渡り歩きの習慣があったが、その西行の職人たちによる仕事であろうか。
キングポストの技術の導入の速さを考えるとき、西行の存在も無視できないものがある。
10月14日からお客様にデザートのアイスと一緒に出していました落ちない葡萄
本日のお客様をもって、なくなりました。
あとは自分の力でお願いします。
『祈 健闘』
そば会席 小笠原
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