境域の風景 

2015年12月02日

 断崖絶壁の中間に道路を穿ちたれば脚下直に浦東の怒りて巖頭に白銀の如く散るあり、仰げば正に落ちぬかの如き奇岩の間に山桜、躑躅(つつじ)の咲けるあり。望めば左方遠く積丹神威岬より古平蝋燭岩近くは窓岩、赤岩等奇岩奇礁、右方遥かに石狩浜益、増毛雄冬岬を視界に入れ日本海の雄大なる風光は一眸の中にあり。春は山桜躑躅、秋は紅葉亦掬すべく夏の海水浴、釣魚、特に名月に至りては真に絶勝と云うべし。

交通~小樽駅より約一里余、青バス、銀バス共に便よし。又蛇の目専用自動車あり。

 

IMG_1997協賛会長 文より

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越後屋のおとうさんのお話

『曲がりくねった道路から落ちたバスもあったんだよ。対向車が来たのか。バックで下がっていた時だったようだね。そんな歴史は今は誰も覚えていないかも…。』